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太陽光発電のスクリュー杭載荷試験

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自社発電施設

当社では、CO2削減への取り組みとして、太陽光発電システム(5箇所)を設置しています。合計で、一年間に1,228,571kWhr、一般家庭約245世帯1年分の消費電力を発電しています。

自社施設:お元氣様発電所のCO₂削減量

各発電所の年間発電量とCO2削減量(2022年)を発表します!

お元氣様発電所 CO₂削減量合計 【1,034t-CO2/年 】

●何世帯分のCO₂排出量削減にあたるか ⇒ 185世帯
(1世帯あたりのCO₂排出量:5.6t-CO2/年)
●杉の木の年間CO₂吸収量の何本分にあたるか ⇒ 73,876本

化石燃料を使用する火力発電によるCO2排出量は、1kWhあたり約690g。これに対し、太陽光発電によるCO2排出量は、1kWhあたり17~48gと言われています。太陽光発電で発電した分、火力発電による発電を減らしたとすると、1kWhあたり約650gのCO2を減らすことができます。(参考文献:クール・ネット東京)

お元気様!発電所1

お元氣様!発電所1

設置したパネルの枚数は1,375枚で(京セラの太陽光パネルを使用)、1年間に約265,832kWhの電気を発電 します。
1世帯 (4人家族)の年間消費電力量の平均が約5,200kWhなので、約60世帯分の電力を賄っています!!

火力発電は1kWhあたり平均700gの二酸化炭素を排出します。
お元氣様発電所1に換算すると、二酸化炭素を約200t削減することになります

設置場所(地番) 兵庫県加東市
使用パネル枚数 1,375枚
規模 約260kw
稼動日 2014年6月より稼働

スクリュー杭打設
基礎工法 スクリュー杭(ボーリング機能を搭載した当社の重機で施工)

お元気様!発電所2

お元氣様!発電所2

設置したパネルの枚数は1,708枚で(京セラの太陽光パネルを使用)1年間に約424,433kWhの電気を発電します。

1世帯 (4人家族)の年間消費電力量の平均が約5,200kWhなので、約80世帯分の電力を賄っています!!
火力発電と比較すると、二酸化炭素を約330t削減することになります。

設置場所(地番) 兵庫県三田市長坂
使用パネル枚数 1,708枚
規模  約413kw
稼動日 2015年5月より稼働

スクリュー杭打設
基礎工法 スクリュー杭(ボーリング機能を搭載した当社の重機で施工)

お元気様!発電所3

お元氣様!発電所3

設置したパネルの枚数は1,737枚で(京セラの太陽光パネルを使用)1年間に約432,486kWhの電気を発電します。
1世帯 (4人家族)の年間消費電力量の平均が約5,200kWhなので、約85世帯分の電力を賄っています!!
火力発電と比較すると、二酸化炭素を約350t削減することになります。

設置場所(地番) 兵庫県三田市西相野
使用パネル枚数 1,737枚
規模 約425kw
稼動日 2017年2月より稼働

スクリュー杭打設
基礎工法 スクリュー杭(ボーリング機能を搭載した当社の重機で施工)

お元気様!発電所4

お元気様!発電所4

設置したパネルの枚数は260枚で、1年間に約105,820kWhの電気を発電します。 1世帯 (4人家族)の年間消費電力量の平均が約5,200kWhなので、約20世帯分の電力を賄っています!!

設置場所
(地番)
兵庫県三田市東本庄
使用パネル
枚数
260枚
規模 約96kw
稼動日 2019年10月2日より稼働

スクリュー杭打設
基礎工法 スクリュー杭(当社の重機で施工)

インターン生【太陽光発電設備施工 現地レポート】

当社でインターンシップを行った学生が、「ソーラーパネルがどのようにして取り付けられているのか」を知るため、ソーラーパネルの設置現場を見学してきてくれました。 見学した現場はジオリゾームの自社発電施設「お元氣様4」で、三田市にある元々畑として使われていた場所です。

作業工程

作業は大きく分けると以下の4つです
1.杭打設
2.架台の設置
3.パネルの設置
4.電気工事

1.杭打設

はじめに基礎となる杭を打つための場所を決め、杭を打ち込んでいきます。その際に、水平器(左写真)を杭に取り付け、液体と中の気泡の位置を真ん中にすることで杭が地面と垂直になり、スタッフ(右写真赤丸部分)と高速レーザーを使って杭の高さを調べて調節します。

水平器高さ調節スタッフその後、スケールを使って杭と杭の距離を確認し、調整しているため、杭の位置は正確になります。

2.架台の設置

次に架台の設置を行っていきます 架台というのは、パネルを置き、固定するための骨組みのことであり、架台同士の間隔や設置位置にズレがあると、パネルが上手く設置できません。 杭と架台を金具で仮止めし、架台を組み立てていきます。

架台組み立て

組み立てた後は、機械を使って、架台の両端が一直線に揃っているかを確認し、仮止めをしていた金具を完全に固定します。 その後、パネルを取り付けるための骨組みを組み立てていきます。(写真赤丸部分)

架台骨組み組み立て

この後は、パネルを取り付けるのに必要な数だけ骨組みを取り付けていきます。

3.パネルの設置

次に行うのがパネルの設置です。ここまでの作業で架台や杭が正確に並んでいなければ、パネルの配置がいびつになり、金具の固定も緩いものとなります。

パネルの設置

4.電気工事

杭の打設後、架台の設置と同時進行で、写真にある黒いパイプを地中に埋設する作業を行っていました。パイプの中にソーラーパネルから電気を送るためのケーブルを入れることで、ケーブルの腐敗や損傷を防ぎ、草刈りや車両走行時のケーブル切断も防ぐことができます。パネルの設置後、ケーブルをパイプの中に通していきます。

ケーブル設置

プラスαの作業

今回の現場はすぐ近くに山があり、雨水が流れてくるため、U字溝を設置しました。雨水をU字溝に流していくことで、パネルの方に流れ込まないようにします。

U字溝設置以上で、施工完了です。(上記は、自社保有太陽光発電施設 ”お元氣様4”の現場でした。)

地主さんへの取材

今回、土地を提供していただいた地主さんにいくつか質問をさせていただきました。

Q1太陽光発電に対するイメージを教えてください。

A.自然に優しい。安全に発電することができる。

Q2発電施設として土地を提供しようと考えた理由は何ですか?

A.畑として貸していた土地が返却されたが、高齢のため自分で管理することも難しいので、自社発電所として土地を提供することで、土地の整地と管理をしてもらい、土地を提供することで得られる利益で土地代を支払うことができるから。

Q3ソーラーパネルを設置された感想を教えてください。

A.有効活用してもらえてうれしい。また、雨などで土砂が周りの田んぼへ流れ込む心配があったが、用水路を設置できたので安心した。

当社を地主さんへ紹介していただけたのは、今までの仕事でお客様に満足していただき、信頼を得ることができたからだと思います。

実際に現場作業を見学した感想

今回見学させていただいた現場では、雨が降りぬかるんで地表が柔らかくなっており、杭が安定しないのではないかと気になり尋ねると、杭は1.6~2mもあり、浸水の及ばない地中深くに固定できるため、あまり影響がないということで驚きました。 ソーラーパネルの施工は、細かいところまで丁寧にやっていかないと、後々の作業に大きく支障をきたし、完成した際にも影響が出るため、正確さが重要な作業だとわかりました。

実際に見学すると、施工を行っていた方々は、妥協せず常に良いものを求め続けておられ、どんな作業でも常に確認と微調整を行っており、妥協をせずより良いものにするために工夫されているのが伝わってきました。
架台がとても整然と並び、写真赤丸部分の奥にある架台がすべて揃っており、奥の架台が全く見えなかったのは感動しました。これほど丁寧に行なっているため、「良いものを作っていただける。」と安心して依頼できると思いました。

また、パネルの設置を行う現場は、日陰の全くないところでした。ずっと太陽にあたり続けるためとても暑く、多くの水分をとりました。こんなに暑い中、丁寧なだけでなく、とてもはやく施工を行っていただいた方々の姿に敬服いたしました。
他にも、パネルによる光の反射や、災害時にパネルが剥がれて被害が出るなど、パネルを設置する近所の方々との問題など、実際に見に行くまで見えてこなかった問題を知ることができました。

施工を行う方に、取材させていただきましたところ、「妥協せずより良いものを求め続ければ良い結果となり、集まって来る人たちも前向きな人となる。逆に妥協してしまうと結果も妥協したものとなり、集まる人間もいい加減な人ばかりとなる。」とおっしゃっており、気持ちや考え方というのは、仕事の出来や一緒に働いている人たちにも影響を与える大切なものであると学ぶことができました。

そして、良いものを作るためには、実際に現場に出て周りに目を向け、少しでも多くの情報を集めていくことが大切であると学ばせていただきました。
今回の取材で学ばせていただいたことは、働く時だけでなく、普段の生活や学業などでも当てはまることであるため、学ばせていただいたことを役立てていきたいと思います。

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