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太陽光発電の杭基礎復旧・メンテナンスサービス

基礎の沈下や浮き上がりはそのままにしておくととても危険です。 杭基礎工事270件、打設本数54,000本以上の実績を持つ当社では、台風や大雨などで被害を受けた基礎やパネルの、様々な補修方法・復旧方法をご提案します。

台風や豪雨への災害対策の為にも、太陽光発電基礎のメンテナンスは重要かつ必要不可欠

メンテナンスフリーと言われてきました太陽光発電ですが、産業用太陽光発電(野立て太陽光発電)が4・5年も経ってくると、様々な箇所で、メンテナンスが必要になってきます。また、自然災害で影響を受けやすいのは基礎部分です。昨今の大雨や大型台風などによる強風、地震や積雪等によって、今後は想定外の被害規模が生じてくる可能性も増加していくものと思われます。

台風などの強風による被害

被害パネル
被害パネル2部品
  1. 強風により、スクリュー杭が一部浮き上がってしまい、架台が変形してしまう。
  2. 強風により、ソーラーパネルの抑え金具が破壊し、パネルが飛んでいってしまった。
  3. 強風により、ソーラーパネルの抑えていた金具が破壊される。

強風による被害を多数見てきましたが、主な破損の傾向としては、この3枚の写真の通りになります。①スクリュー杭が強風に耐えられず、抜けてしまう。②・③パネルの抑え金具が破壊され、パネルが飛ばされてしまい破損。パネルが1枚でも飛んでいってしまうと、他のパネルに当たり、パネルの破壊枚数が多く出てしまいます。

対策として①で注意するべき点と致しまして、地盤が非常に硬い場合と柔らかい場合です。地盤が非常に硬い場合、スクリュー杭の羽の部分が削れて摩耗してしまっている可能性が高いです。単管のような状態になってしまい、摩擦する箇所がなくなるので、抜けやすくなります。人が触って確認した程度では、スクリュー杭の打設の強度は分かりません(人が触れた程度でグラグラと揺れるようでは、その時点で危険ですが…)ので、注意が必要です。地盤が柔らかいと、地中深くまで杭を打設したつもりでも強風によって架台が浮いて持ち上げられてしまい、杭が抜けやすくなってしまいます。

抜けてしまった杭

豪雨による被害

当社では雨による被害報告はまだありませんが、ニュースなどの報道で、雨により土台が削られて地盤が脆くなり、土砂崩れが発生してソーラーパネルや架台ごと施設が破壊されてしまったという事例を聞きます。

特に傾斜地における雨への対策は非常に重要で、場合によっては、太陽光発電をやらないという選択肢もあって良いと思います。事故により交通機関、道路などのインフラへの損害や人的被害が発生する前に、無理な造成工事や太陽光発電の設置は止めておくべきです。
また、地盤が柔らかい場所で杭施工を行っていた場合、雨などによって少しずつ杭の周りの地盤が削られて緩んでいき、沈下していく原因にもなります。

大雨被害

雪による被害

雪の被害パネル 雪被害パネル2

雪による架台やソーラーパネルの破損も増えてきている印象があります。積雪の重量に設備が耐え切れず倒壊してしまうのです。この倒壊や破損の要因は2つ上げられます。
1つ目は、地面からの距離が短いことです。架台やパネルに積もった雪が滑り落ち続け、落ちるところがなくなってしまい、パネル上に雪が残ってしまい、その重みで倒壊してしまいます。 2つ目は、パネルの傾斜角度です。積雪が滑り落ちやすいように、最低でも20度以上の傾斜角度は必要としたほうがいいでしょう。強風だけでなく、雪が多く降る地域では、今までに経験したことのないような想定外の積雪への対策についてこれからも考えたほうが無難です。

ジオリゾームの災害復旧とメンテナンスサービス

事前対策とPV復旧・メンテナンス

被害を防ぐためにも、施工時には現場に適したスクリュー杭の使用や打設が望まれます。
柔らかい地盤だとしっかりと打設したつもりでも、少しずつ杭が沈下していくことによって架台の倒壊につながります。だからと言って、硬い地盤だとなかなか杭が打設できないので、無理矢理に杭を打ち込み過ぎて穴が広がってしまい、これもまた杭が抜けやすくなってしまう場合があるのです。

当社では、そのようなことを防ぐために羽の広いスクリュー杭の使用や固い岩盤への先行掘削の他、地盤や打設した杭の強度を確認する事前試験も実施しています。

アイコンスクリュー杭打設の事前試験

またPVシステム発電開始後も、継続的かつ定期的な対策とメンテナンスを実施していく必要があります。経年による杭基礎の沈下や浮き上がりを放置し続けると大規模災害時の被害がさらに増大していくケースが多く、早期のリペアやメンテナンスが発電と売電の期間継続を左右します。

スクリュー杭基礎の沈下とその対策

前述の通り、杭基礎の沈下の要因は地盤が柔らかかったせいか、杭を打ち込み過ぎてしまったかの2つの要因がほとんどです。目安としては、スクリュー杭に多くの沈下が見受けられる場合は、地盤が柔らかすぎたパターン。スクリュー杭が、ところどころ沈下している場合は、杭の打設のし過ぎのパターンだと思われます。

沈下してしまった場合は、ジャッキなどで底上げし、そこに木材などを噛ませ、単管で固定するなどの処置を施します。

杭沈下対策

台風被害のリペアとメンテナンス

台風等の強風は、発電施設の杭基礎を浮き上がらせて抜いてしまい、架台倒壊のほかにソーラーパネルが吹き飛ばされるといった大きな被害を生み出します。当社案件でも、近年の暴風により架台とパネルが大きく歪んでしまい、多数の発電施設で修繕とメンテナンスを要したことがあります。

台風被害写真

スクリュー杭が抜けてしまった場合、架台を下げないようにしつつスクリュー杭を掘り起こして処置します。再び強風で浮き上がることがないようにセメントで固め、単管を繋いで固定などの対策をとります。

このように当社では、強風被害に対してもメンテナンスと修繕を行い、少しでも早い復旧ができるように努めさせていただいています。また、強風による損壊を未然に防ぐためにも、通常の多くの太陽光発電施設では太陽光パネルを金具4点止めして固定しているところを、6点止めにすることによって強度を上げておく処置もおすすめしています。

パネル6点留め写真

架台の高さ調整に便利な「ダブルフランジ(嵩上げ杭)」のご紹介

ダブルフランジは、スクリュー杭基礎に高さを継ぎ足すために使用される基礎建材です。架台の高さを調整する際にとても便利です。

嵩上げ杭ダブルフランジ画像

スクリュー杭を打設する際、杭の高さを調整して打設していきますが、地形が凸凹していたり、地質の硬さのよっては高さが足りなくなってしまうことがあります。

下記の写真の現場では、南西方向の傾斜地となっており、北東方向(写真奥)の方は、地面からの距離が短いスクリュー杭の打設になります。一方、南西方向(写真手前)は、地面からの距離がかなり長くなっているので、2.5mのスクリュー杭を使用して打設をしていきました。しかし、それでも必要としている高さ(レベル)まで届かなかったので、ダブルフランジを間に入れて結合して、レベルの不足分を補いました。このように、ダブルフランジは高さを継ぎ足し、スクリュー杭のレベルを調節していく際に重宝する建材です。

ダブルフランジ使用時画像

ダブルフランジの上下のフランジ(お皿部分)の間の長さのサイズは、300mm、500mm、900mm、1000mmがあります。
こちらのダブルフランジですが、当社の方で販売を行っておりますので、在庫確認も含め、御入用という方は是非ご連絡をください。 尚、スクリュー杭との接合にはネジ部品も必要となりますが、そちらも販売しています。また、「100mmサイズのダブルフランジが欲しい!」という、3種類以外のダブルフランジのご要望にも対応させて頂きます。

ダブルフランジ 販売価格(税抜き)
L-300 2,500円
L-500 2,600円
L-900 2,900円
L-1000 3,000円

※ボルト、ナット、ワッシャー 1セット300円(税抜き)
※フランジは、全てφ200mmで8個穴です。
※送料は含んでおりません。


メンテナンス事例

加東市案件

スクリュー杭の沈下がみられたため、沈下対策工事をして、復旧を行いました。

【メンテナンス前】メンテナンス前写真

【メンテナンス後】メンテナンス後写真

三田市案件

大型台風の影響で、太陽光パネル4枚が飛んでしまい、スクリュー杭も5本抜けかけました。 スクリュー杭を補強し、強風対策としてソーラーパネルの押さえ金具を4点留めから6点留めに変更しました。

台風被害パネル台風被害パネル2

スクリュー杭のねじ山部分が見えてしまっている程、杭が抜けてしまっています。このような場合、架台を下げないようにしつつスクリュー杭を掘り起こして処置します。車に使用するジャッキで固定し、杭の掘削、異形直交クランプを入れた後、1mの単管をかませることにしました。その後はまた強風で浮き上がらないようにセメントで固め、単管を繋いで固定しました。

復旧の様子復旧の様子2

ジオリゾームでは太陽光発電の杭基礎に特化した、また、お客様のご要望に応じた様々なメンテナンス・災害復旧サービスの提案と提供を行います。気になること、お困りのことなどございましたら、お気軽にお問い合わせください!

アイコン産業用太陽光発電の施工事例 アイコン傾斜地での太陽光発電の雨水処理、排水計画 アイコン太陽光発電現場の雑草対策

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