こんにちは!酒井です。
近頃はまた蒸し暑くなってきましたね・・・。これもまた地球温暖化の影響なのでしょうか。異常気象も増えてきて、それによる災害も酷くなるばかりですね。
そういうこともあってか、最近は災害用の電源として改めて太陽光発電が見直される傾向にあるようです。
そんな中で私は先日、インテックス大阪で開催された太陽光発電展(スマートエネルギーWeek 2019)に参加してきました!
会場ではPV展以外にもバイオマス展、火力発電展など様々なエネルギーの展示会が開かれていました。
PV展でも非常に多くの企業が、それぞれの商品やサービスを宣伝していましたが、中でも目立ったのは、中国の架台メーカーでした。中国企業は各社かなり力を入れており、ブースの前を通る参加者にものすごい勢いで営業をかけていたのをよく覚えています。
逆に日本企業は太陽光関連ではほとんど見かけませんでした。昔は日本企業で埋め尽くされるほどの盛況っぷりだったそうなのですが…ではどこにいったのでしょうか。
そう思って隣の展示会場、二次電池展に行ってみると、そこには多くの日本企業がブースを出していました。昨今のFIT制度終了の流れに伴い、市場もやはり売電から自家消費にシフトしているようでした。これまで太陽光パネルで海外メーカーともしのぎを削っていた国内の大手メーカーも、今はこぞって蓄電池を推していました。冒頭にお話したような異常気象や災害の深刻化が、ますます自家消費のアイデアを後押ししているようにも思います。
さらに隣の展示会場、バイオマス展には、これまた多くの日本企業が出展していました。バイオマス発電のなかでも特に取り上げられていたのが、間伐材や生ごみから出るガスを用いて発電するバイオガス発電でした。
PV展全体の感想としては、やはり日本企業の出展規模の縮小が気になるところではあります。代わりに中国企業の台頭で、太陽光発電はより低コスト化が進み、より一般的なものになっていきそうな気もします。
日本企業はさらにその先の蓄電池であったり、バイオマス発電であったりを、これから拡大させていくのかもしれません。
普段は見られないエネルギー業界の全体を見られる。そういう意味でも、今回のPV展に参加したことは非常に良かったと思いました。
これから太陽光発電業界がどのように動いていけばよいか、そのためには私たちには何ができるのか、こういったことも頭に入れて、日々業務に取り組んでいきたいと思います!