藤原です。
急に日中と朝晩の寒暖の差が大きくなりましたが体調管理をしっかりと行っていきたいと思います。今回は、3種試験を行った北海道赤井川村についてお話しようと思います。
今回の試験箇所は10箇所。ゴルフ場だったことで広いため、一番重要なのは重機の移動時間を考え、どのポイントから試験を行うかが鍵となりました。
今回、使用した杭は下記の写真のようなグランドスクリュー杭で、長さは1200mmと2800mmのものを使用しました。{グランドスクリュー杭1200mm}
打設した杭にデジタルクレーンスケールとレバーブロックを装着してユンボで引張り、基準値への調整はレバーブロックで行います。
今回の引張り試験では2575kg以上が規定でしたので、それ以上の強度が出れば試験完了です。
それまでに杭が浮き上がってしまうと強度が得られないという結果になります。
ゴルフ場の中でも、地盤が硬いところもあれば、池の近くや地盤が柔らかい所もあるので、地表面では硬そうな所であっても地面の中の層までは分かりません。
弊社では、地盤調査についてのお問合わせも多数頂いております。
太陽光発電の場合、地盤調査なしで表面だけの状態で架台やパネル設置を行いますと施工時は問題なくとも、何年かすると架台やパネルの重さで地盤沈下してしまい杭が沈む可能性があります。
そういったメンテナンスやパネル破損への無駄な費用を抑えるために、弊社では簡易3種試験をお勧めしております。
事前3種試験のお問合わせは当社まで!
・スクリュー杭打設の事前試験
・硬い地盤には先行掘削が有効!