

杭の載荷試験で使用する機器について、ご紹介します。
1. 油圧ジャッキ
荷重を杭に加えるための中心的な機器です。
能力:引抜き用最大荷重50kN 押込み水平用最大荷重100kN
特徴:コンパクトながら大容量、操作性に優れたモデル


2. 荷重計(ロードセル)
油圧ジャッキから加えられる荷重を正確に計測します。
アタッチメントを変更することで引抜圧縮両方に使用出来ます。
精度:±0.5%以内
仕様:デジタル表示/アナログ出力両対応
3. 変位計
杭頭の沈下量をミリ単位で測定します。
設置方法:マグネットスタンドによる設置
記録方式:データロガーによる自動記録
特徴:振動や風の影響を受けにくい設計
4. データロガー・記録装置
荷重・変位データを同時に記録し、リアルタイムで確認できます。非常にコンパクトで使いやすい
画面表示:グラフ表示機能あり
データ出力:CSV・PDF対応
試験の様子と設置例
ジャッキの据付からセンサー類の配置、データ計測まで、正確な作業が求められる試験です。弊社では、熟練の技術者が安全かつ精密に作業を行っています。
まとめ
杭の載荷試験において、使用機器の性能と信頼性は、試験結果の精度に直結します。弊社では、最新の測定器の使用、定期的な校正、地盤工学会準拠の試験方法にて信頼ある報告書をご提出することが可能です。

ご不明な点等、お気軽にご相談ください。
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