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太陽光発電と杭の載荷試験のブログ

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2026年

太陽光杭の載荷試験とは?【押込み・引抜き・水平を実データで解説】


太陽光発電所の杭は「打てば終わり」ではありません。本当に設計通りの強度が出ているのか——それを確認するのが載荷試験です。

引き抜き試験

実際の現場では、「載荷試験をしていない」「簡易確認だけで終わっている」ケースも少なくありません。

しかしその状態で運用を続けると、

  • 強風で架台が傾く
  • 長期的に発電量が低下する

といったリスクにつながる可能性があります。

今回は、実際の試験報告書をもとに

  • どんな試験をしているのか
  • どこを見れば良否が分かるのか

を現場目線でわかりやすく解説します。

試験報告書例

表紙

目次

調査概要

なお、載荷試験は“やれば良い”というものではなく、

  • どの荷重まで確認しているか
  • どの変位量で判定しているか

によって信頼性が大きく変わります。

報告書を見る際は「数値の中身」を確認することが重要です。

載荷試験の目的はシンプルで、
「この杭、本当に持つの?」を数値で証明すること。
設計図の計算だけではなく、実際に力をかけて確認する“最終チェック”です。

・設計荷重 → 構造計算にて算出された安全率を考慮した数値
・確認荷重 → 通常当社ではその1.5倍(安全率)を確認荷重としています

試験方法

各試験方法を説明するページになります。押込み試験を抜粋。

設置略図がありますが現場によって最適な方法で試験を実施します。特に重要なのは反力の取り方です。本試験ではバックホウを反力として使用していますが、現場条件によっては反力不足となり、正確な試験結果が得られないケースもあります。

また、確認荷重まで到達していない試験や、途中で反力不足となっている試験は、実質的に性能確認ができていないケースもあります。

試験結果

【最大荷重ではなく変位量を見る】

ここで注目すべきは「最大荷重」ではなく「変位量」です。
荷重をかけた際に杭がどの程度動いたかを見ることで、地盤と杭の支持性能を判断します。

変位量(どれだけ動いたか)

例えば
・基準:7.6mm以内
・結果:6.3mm
→ 合格

しかし注意点があります。

危険なパターン

・荷重に対して変位が急増する
・途中から急激に動く(降伏点)
こういった場合は、地盤の支持力に余裕がない可能性があります。

巻末資料

① 試験結果図表 

段階載荷試験での荷重、時間、変位量のグラフが表示されます。
行った全ての試験データを掲載します。

段階的に荷重をかける(1段階1分)ことで、引抜き試験であればどの段階で変位が始まるのか、どの程度変位するのかが分かります。

注)簡易的な載荷試験では1時的に最大荷重をかけて変位量を見ることしか出来ない為、実際の荷重のかかり方、変位量と異なりますので注意が必要です。

② 測定機器試験成績書・校正証明書

試験に使用した機器の証明書になります。

③ 現場写真

全ての試験時の写真を掲載します。

まとめ

載荷試験は、杭の安全性を“数値で証明する唯一の方法”です。

もし、

  • 施工時に試験をしていない
  • 簡易的な確認のみで終わっている
  • 発電量低下の原因が不明

といった場合は、一度載荷試験で現状を確認することをおすすめします。

【チェック】あなたの発電所は大丈夫?

□ 載荷試験を実施していない
□ 試験結果の数値を確認していない
□ 施工会社に任せきり
□ 強風後に点検していない

1つでも当てはまる場合は注意が必要です。

「うちは大丈夫だと思う」という状態が一番危険です。
実際の数値を一度確認するだけでも、リスクの有無は大きく変わります。

<杭の載荷試験>について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧下さい

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