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2022年

キャストイン工法について


こんにちは。河合です。今回は、最近ジワッと問合せが増えてきている『キャストイン工法』について、書かせて頂きました。

キャストイン工法ですが、杭の周りに根巻きを計画的に行い、杭の強度を上げる工法だと、私は考えております。
この計画的と言う言葉が重要で、よくあるのは、地盤が柔らかくて、沈んでしまったので、スクリュー杭の周りを掘って、根巻きするというものです。この場合、

  1. 1回目の杭の打設
  2. 杭の周りの掘削若しくは、杭の引抜き
  3. 指定深度までの掘削
  4. セメント打設
  5. 2回目の杭の打設

という5段階もの工程を組むことになります。やはり、1回目の杭打設がかなりの無駄になっており、尚且つ、抜く工程や周りを掘削する工程もやりづらく無駄が多いです。一方、計画的な『キャストイン工法』ですが、

  1. 指定深度までの掘削 
  2. セメント打設
  3. 杭の打設

というように、3段階の工程で済みます。
この違いは?と言うと、事前調査の違いだと思っております。太陽光発電をやる現場の地盤が杭に取って適正な土地なのか?それとも、不適切な土地なのか?(例えば、地盤が柔らかいとか、硬いとか、土の流出が多いだとか。)が非常に重要です。どうやったら、杭の強度が取れるのか?は、事前の調査なしには、分からないからです。
そういう意味でも、事前調査の強度検査ははとても大切です。大きい現場ほど、事前調査をしっかりと行い、計画的な工程を組む、安全安心の太陽光発電設備を設置していけたらと思っております。

問合せは、ジオリゾームまでお願い致します。

関連ページ:
様々な打設方法
太陽光発電の地盤沈下対策工事


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