2月 17

ちょっと待って!傾斜地は施工が難しいだけでなく、その後の安全性も考慮が必要!土を制する者は太陽光を制す。(その2)


こんにちは。
山口です。

以前のブログ記事で、傾斜地への設置に際する注意点を書かせていただきました。
本日はその続きを書かせていただきますので、ぜひご一読ください。

 

大雨による斜面崩壊では、それに先だって地下水の増加や斜面の変形などが生じます。
これらの先駆現象をあらかじめ設置した計器により観測することによって、
崩壊発生の直前予知が可能です.
しかし斜面の数は無数であり,重要斜面を監視するといった特別な場合は別として,
普遍的な防災手段としては現実的ではありません。
これに代わる手がかりとして雨量があります。
崩壊の発生には,その時降っている雨の強さと,それまでに降った雨の総量とが関係します。
雨水の地中への浸透にはかなりの時間を要するので,
雨のピークから遅れて崩れが起こることもあります.

 これまで起こった災害に基づいて,
土砂災害の危険雨量が地域ごとに決められていて, 警報が出されます。
崩壊の発生には個々の斜面の特殊性,
とりわけ目に見えない斜面内部の特殊性の方が大きく関係しているので,
雨の情報は一つの判断材料として受けとめ, ただ警報を待つというだけでなく,
個々の斜面や崖の危険性に応じた独自の判断と行動を行うことが望ましいでしょう。
加害力の非常に大きい土砂災害に対しては,安全を大きく見込んだ対応が必要です。

いつどこで崩れるかを予測するのは非常に困難ですが,
崩れた場合その崩土がどこまで到達するかは,かなりはっきりしています。
普通の崖崩れの場合,崖際から土砂の先端までの距離は、
崖の高さと同じ距離の範囲内にほぼ収まっています 。
したがって,高圧の太陽光発電施設でキュービクルなどを設置する際は、
できるかぎり崖斜面から離して建てて危険を避ける,という対応が必要です。
離す距離は安全を見込んで崖の高さの2~3倍以上とするのが望ましいようです。
斜面崩壊防止対策は,崩壊の発生要因をなくすこと,
すなわち,滑動力を小さくしあるいは抵抗力を大きくすることです。

雨水浸透を防ぐ,斜面への雨水や排水の流入を防ぐ,水抜きをする,地下水位を下げる,
土砂排除・排土をする,斜面勾配を緩くする,締め固める,抵抗力を付加する(擁壁など),
表土層の移動を抑える(枠組み工など),表面侵食を抑える(植栽など),

等の手段や工法がとられています。
特に太陽光発電施設では、排水処理計画で事業がストップしていることが多いようですね。

ジオリゾームでは、太陽光発電施設の計画段階から、リスク排除の方法を、
お客様と一緒に、全力で考えさせていただきます!
ぜひ、一度ご連絡ください

 


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